1988年のデビュー以来、シングル15作品、アルバム19作品でミリオンヒットを打ち立て、2008年には「日本でもっともアルバムを売り上げたアーティスト」としてギネス世界記録の認定を受けた稲葉浩志さんと松本孝弘さんによるロックバンド「B’z」。
シングルとアルバムを合わせた総売上枚数は断トツ歴代1位の8342.6万枚という偉業を成し遂げています。
そんなB’zですが、36年ぶりの紅白初出場で魅せた圧巻のパフォーマンスが話題になっていますよね?
そこで今回のこの記事では、
- B’zが紅白に出た本当の理由
- ファンが泣いた感動の舞台裏
主にこの2つに迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう!
B’zが紅白に出た本当の理由
NHKは毎年B’zに紅白出場のオファーを出していたものの、長年辞退され続けてきたようです。
その理由として、「年末年始は完全オフで休む」という確固たるポリシーがあったとされています。
2008年には20周年を記念してNHKが半年間密着取材を行い特別番組まで制作しましたが、それでも紅白出場は実現しませんでした。
また、B’zのカラーと紅白の雰囲気が合わないと考えていたことも理由の一つだったようです。
メディアでの露出よりも音楽活動を優先させてきたという長年のグループの方針もあったでしょう。
しかし今回、NHK朝の連続テレビ小説「おむすび」の主題歌を担当したことをきっかけに、ついに出場が実現しました!
当初は会場外の特設ステージで「イルミネーション」を披露するだけの予定だったとされていましたが、実は、この出演はNHKの視聴率対策の切り札として土壇場で決定したものだったようです。
旧ジャニーズ事務所の問題で人気グループの出演が見送られるなど、今年の紅白は目玉不足に悩まされていたとされています。
テコ入れとしてB’zはこれ以上ない存在だったでしょう。
ファンが泣いた感動の舞台裏
サプライズ演出は徹底的に秘密にされ、司会者や出演者にも知らされていなかったようです。
司会の橋本環奈さんの台本には2ページが白紙で、本人も「おかしいなと思った」と振り返っていたそう。
なかでも感動を呼んだのは、2019年にサポートメンバーを離れることになったシェーン・ガラースの電撃復帰でした。
2002年から2018年までB’zを支え続けたシェーンは、2019年のメンバー一新で突如バンドを離れることになり、当時ファンに大きな衝撃を与えました。
脱退時もシェーンは丁寧な言葉でグループに感謝を述べ、各方面から惜しまれつつ引退。
そんななか、日本中が注目する最も熱いステージで戻ってきてくれたことにファンは大興奮!
会場のNHKホールに姿を現したB’zは、「LOVE PHANTOM」「ultra soul」を披露。松本孝弘さんの「Hey!」というシャウトで会場は完全にライブ会場と化し、観客は総立ち。
まるで紅白歌合戦が 「LIVE GYM」になったかのような熱狂でした!
巨大なB’zロゴの前でシェーンが華麗にドラムスティックを回す姿に、往年のファンは胸が熱くなったそうです。
その結果、NHK公式動画の再生回数は3日で461万回を超え、ファンクラブには約1万人の新規会員が殺到したとされています。
特に10代の若者から「B’zって初めて見た」「カッコよかった」という声が多く上がり、親子でファンクラブに入会したケースも報告されているようです。
歴史的な紅白出場で、世代を超えた人気を確固たるものにした印象ですね!
まとめ
今回はB’zの紅白初出場について、その理由と感動の舞台裏をお伝えしてきました。
36年間守り続けた年末年始のオフというポリシーを変更してまで出演を決めた真摯な姿勢が、多くのファンの心を打ちました。
また、世代を超えて新たなファンを魅了する圧巻のパフォーマンスと、シェーン・ガラースの復活という奇跡のような展開は、紅白の歴史に新たな1ページを刻んだかのようです。
B’zのこれからのご活躍も応援したいですね。
それでは、ありがとうございました!
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