タレントの伊藤健太郎さん。
1997年生まれの27歳で、14歳からモデル活動を始め、2014年にフジテレビ系ドラマ『昼顔』で役者デビューを果たした注目の若手俳優です。
そんな伊藤健太郎さんですが、2020年のひき逃げ事件と2024年の事務所退所騒動がとても気になりますよね?
そこで今回のこの記事では、
- 2020年のひき逃げ事件の真相と影響
- 2024年の事務所退所から新事務所移籍までの経緯
主にこの2つに迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう!
2020年のひき逃げ事件の真相と影響
2020年10月28日午後5時45分頃、伊藤健太郎さんは東京都渋谷区千駄ケ谷1丁目の交差点でUターンしようと対向車線に入った際、直進してきた2人乗りのバイクと衝突事故を起こしました。
事故の衝撃でバイクの運転手は腕に打撲の軽傷、同乗の女性は左足を骨折する重傷を負いました。
しかし、伊藤健太郎さんは、事故後にその場から立ち去ってしまいました。
いきなりのことで気が動転したのかもしれませんが、事故後の対応も大きな問題となりました。
後続のタクシーがクラクションを鳴らして追いかけても逃走を続け、目撃者から現場に戻るよう促されてようやく戻ったものの、現場に戻ってきた際もスマートフォンを操作するなど、反省した様子が見られなかったそうです。
この事件により、伊藤健太郎さんは道路交通法違反(ひき逃げ)などの容疑で逮捕されました。
事故の理由について「気が動転してパニックになった」「新車で運転歴がさほど長くないため」などと供述しています。
知名度のある方ですし、仕事のことも考えると冷静でいられなかったのかもしれません。
ただ、前述のように事故後の対応に誠意が欠けた、と一部で見なされてしまったことが今後のキャリアに影を落とすことになります。
事件による影響は芸能活動にも及び、出演予定だった番組からの降板や、木村拓哉さん主演ドラマ「教場2」の収録済みシーンの撮り直しを余儀なくされました。
さらに、CMなどの違約金が数億円規模に上ったとされています。
2024年の事務所退所から新事務所移籍までの経緯
2024年9月10日、伊藤健太郎さんは所属事務所「イマージュエンターテインメント」を退所しました。
この事務所は2020年のひき逃げ事件の際も全面的にバックアップし、弁護士を雇い違約金を肩代わりしたほか、関係者総出での謝罪行脚、謹慎中の生活費の支援など、献身的なサポートを行っていました。
しかし、退所時には違約金の支払いが2億円以上残存しており、退所後の返済プランも白紙状態でした。
さらに、事務所からの問い合わせに一切回答せずに退所したことで、業界内でも物議を醸す形となりました。
事実だけを追うなら、伊藤健太郎さんの立ち振る舞いにはまたしても誠意が感じられないように思われます。
そして、2024年11月1日、伊藤健太郎さんは俳優の小栗旬さんが社長を務める「トライストーン・エンタテイメント」への所属を発表しました。
新事務所は小栗旬が社長を務める大手芸能事務所で、田中圭や綾野剛など実力派俳優が多数所属し、俳優の育成に力を入れていることで知られています。
この一連の移籍劇について、業界内では様々な憶測が飛び交っています。
移籍の仲介に「いわくつき」の人物が関与していたという噂や、違約金の肩代わりや返済に関する条件面での混乱、さらには母親の影響力の問題なども取り沙汰されています。
特に前事務所への未払い金の問題は深刻で、イマージュエンターテインメント側は「所属タレントの将来性を信じて投資した」という姿勢を示していただけに、突然の退所と返済に関する態度は業界内に波紋を広げることとなりました。
一方で、新事務所のトライストーン・エンタテイメントは、所属俳優の実績や育成方針において高い評価を受けている事務所です。
伊藤健太郎さんの起用については、若手俳優の育成という観点から、再起の機会を与える意図があったとも言われています。
若い方にチャンスを与える、という考えもわからなくはないですが、伊藤健太郎さんはこういった風評を跳ね返すほどの躍進を見せるのでしょうか?
まとめ
今回は伊藤健太郎さんの2020年のひき逃げ事件と2024年の事務所退所騒動についてお伝えしてきました。
ひき逃げ事件では、事故そのものよりも事故後の対応の悪さが問題となりました。
また、事務所退所では、支援してくれた事務所への多額の未払い金を残したまま退所するという、業界内で物議を醸す形となりました。
伊藤健太郎さんのこれからの活動が、新事務所でどのように展開されていくのか、そして過去の問題をどのように解決していくのか、今後も注目が集まりそうですね。
それでは、ありがとうございました!
コメント