ベテラン俳優の渡辺いっけいさん。
名優の脇を固めるバイプレーヤーとして、
ドラマ好きの間では有名な役者さんです。
テレビに限らず、
ナレーションや舞台など
多方面で活躍し、
芸歴は30年以上にもなります。
そんな渡辺いっけいさんですが、
テレビでの仕事が増えたきっかけは
NHKの連続テレビ小説『ひらり』に
出演されたことがきっかけでした。
どんないきさつで出演が決まったか、
とっても気になりますよね?
そこで、今回の記事では
- 渡辺いっけいは朝ドラに出たくなかった?
- 朝ドラの出演を決めた理由とは
主にこの2つに迫っていきます。
それでは、早速本題に入っていきましょう!
渡辺いっけいは本当は朝ドラに出たくなかった?
渡辺いっけいさんは
高校の文化祭での舞台をきっかけに
役者を志すようになり、
大学に進学してから
本格的に演劇を学びはじめました。
大学を卒業後は
舞台役者として活躍され、
20代の後半にはプロとして
生計を立てられるほど
順風満帆なキャリアを
築いていたそうです。
多くの役者さんが、
若い頃はアルバイトとの掛け持ちで
劇団の仕事をこなすなか、
芝居のみで生活が成り立つのは
相当な実力と実績を備えた
役者さんだといえるでしょう。
やはり渡辺いっけいさんは
ただ者ではありませんでした!
朝ドラのオファーが
渡辺いっけいさんのもとに届いたのは、
ちょうど舞台の仕事が忙しくなった
そんな時期でした。
次の舞台の仕事も決まっていました。だから受かりたくなくて
出典:フムフムニュース
渡辺いっけいさんは
舞台の仕事があったから、
朝ドラに出演したくなかったようです。
ちなみに、
オファーがあった役はヒロインの相手役で、
主演といって差し支えない大役。
役者ならば誰でもつかみたいチャンスですが、
あまり関心がないところが
大物感があってすごいですね!(笑)
朝ドラの出演を決めた理由とは
渡辺いっけいさんの出世作ともいえる『ひらり』。
しかし、
渡辺いっけいさんは主演級の役にも関わらず
出演に乗り気ではありません(笑)
僕、大きな役はちょっとできないんで
出典:フムフムニュース
とても率直に断られています(笑)
そればかりか、
最終面接ではこのような発言も。
僕は朝の顔じゃない
出典:スポニチ
清々しいほど乗り気じゃありません(笑)
オーディションなのに、
ここまで受かりたくない人も
珍しいのではないでしょうか…(笑)
しかし、
逆にそういった自然な振る舞いが
面接官の印象に残ったようです。
”今回は朝の顔じゃないいっけいさんを
出したいドラマなんですよ”
と言われ、
渡辺いっけいさんはここで、
「おや?なんだか面白そうだぞ」と
心が動いたそうです。
この言葉がきっかけで、
朝ドラの出演が決まりました。
朝ドラの『ひらり』は当時の大相撲ブームと
題材が嚙み合ったこともあり、
平均視聴率36%と人気番組になります。
渡辺いっけいさんの「顔」が売れたのは
間違いなく『ひらり』の影響もあります。
もし渡辺いっけいさんがそのまま
オーディションを辞退されていたら、
今のような連日テレビで見かける
役者さんではなかったかもしれません。
ひょんなことからその後30年以上も続く
キャリアが拓かれるなんて、
それこそドラマのような話ですね!
まとめ
今回は渡辺いっけいさんについて
お伝えしてきました。
渡辺いっけいさんは、
朝ドラに出るつもりはありませんでした。
また、出演を決めたきっかけは
スタッフの意外な言葉からでした。
役者としての芯は持ちつつも、
華やかな舞台に執着することはなかった
渡辺いっけいさん。
そんなご自身のあり方が、
バイプレーヤーとしてのキャリアの
根本にあるようにも思えます。
まだまだ第一線に立ち続ける、
渡辺いっけいさんの
今後の活躍に期待しましょう!
それでは、ありがとうございました。
☆渡辺いっけいさんについては以下の記事でも紹介しています☆
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